バイクに乗るのに家族の反対が一つの障害となる

ヤマハはバイクに乗りたいかというアンケートを一般の方を対象にしたことがあります。
それによると、500人中、実に150人もの人がバイクに乗りたいとか、バイクにあこがれているという回答をしています。

このように、バイクに乗ってみたいと思う人は多いものですが、実際には実現できていないというケースもまた非常に多いです。
その理由は、経済的なものや保管スペースがない、免許がないといったものがあります。
これらの理由に加えて、家族に反対されていることが障害となっているという点も多いのです。

家族がバイクを購入し乗ることに反対しているのにも、いくつかの理由が考えられます。
まずバイクは、家族みんなが乗ったり荷物を積載できたりする自動車とは違って、趣味の乗り物という感覚を持っている人が多いということが関係しています。
その趣味のために高額の費用をかけてバイクを買うのはダメだと思ってしまうのです。
また、スクーターくらいなら駐輪スペースはあるものの、大型バイクになると家の敷地に置くスペースがない、もしくは邪魔になってしまうということも反対する理由となります。

さらに、バイクに乗って事故をしたら危ないからと反対する家族もいます。
確かに自動車に比べてバイクによる事故は死亡したり大きな怪我を負ったりする確率が高いので、心配する気持ちはある程度分かります。
また、バイクが出す騒音が近所迷惑になってしまうのではないかと考える人もいます。

バイクを買うための説得の仕方

こうした反対意見をしっかりと理解して、家族を説得していきたいものです。
やはり、家族の思いや心配も大事に受け止めて、しっかりと話し合って説得することが大事です。
たとえば駐車スペースが家にないというケースでは、家の近くにバイク専用の駐車スペースを借りるという解決策があります。
こうすれば敷地内に家族にとって邪魔なものがなくなりますし、家族の目に入らないので不満をその後言われにくくなります。
もちろん駐車場代は自分が払って、その分の負担が家族にかからないようにします。

費用の面についての心配は、やはり自分でなんとかしないといけません。
普段使っているお小遣いを大事に使って、バイクのための費用に充てられるように取り分けましょう。
バイクの購入費用だけでなく、消耗品やガソリン代、車検代などもかかりますので、事前にどのくらいの費用がかかるかを計算しておくと良いでしょう。

バイクは危険だという意見が強いのであれば、安全性の高いバイクを選ぶことを条件に許してもらえないか話してみましょう。
最新のバイクは安全装備がかなり充実していますので、事故のリスクを減らせます。
また、三輪バイクもあって転倒そのもののリスクが小さくなります。